
【裏筋】の用語解説
亀頭の裏側と陰茎の包皮を繋いでいる筋状の組織、陰茎小帯
男性器を含むあらゆる性感帯のうち男性が最も快感を得やすい敏感な性感帯のひとつとされており、多くの男性が特に性感帯開発などの手間を取らずとも快感を得られる。
その敏感さに反して、手での愛撫や女性器への挿入では刺激を与えづらい大きさ・位置であるため、意識して刺激しようとしなければ十分な快感は発生しにくい。
裏筋への愛撫としては舌先で舐め上げるようなフェラチオがよく知られており、男性への性的サービスを仕事とする風俗嬢などには、基本的なテクニックとして捉えられている。
なお現代では下火になっているが、かつては早漏対策として「裏筋の切除」という手段を用いる男性も存在していた。
これは男性器の中でも特に敏感な部位を取り除くことで、得られる快感を減らして射精を遅らせようという目論見だったが、実際には性感の低下がほとんど見られないケースが大半だったとされている。
こういった早漏対策としての切除はすでに行われていないが、それとは別に「無いほうが綺麗だから」という美醜を理由に切除手術を受ける男性は現代でも存在するという。