
【エゴマゾ】の用語解説
自己中心的でわがままなマゾヒスト
マゾヒストとは、自身が肉体的ないし精神的な苦痛を与えられることで性的な快感を得る特殊性癖を持った人々の総称である。
しかし中には「自分の思い通りに、気持ちの良い苦痛だけを与えられたい」と考えているマゾヒストもおり、そういった考えを持つ人物はSMプレイに置いて「奉仕を求めるマゾ」という奇妙な振る舞いをすることが多い。
これが「エゴマゾ」と呼ばれるマゾヒストであり、SMコミュニティでも嫌われる行動の一例とされている。
SMプレイはサドとマゾ、双方の性癖が噛み合ってこそ両者が楽しめる行為だが、エゴマゾは自分の望む加虐行為を要求するためサド側が疲弊してしまう例が少なくない。
性癖で繋がったコミュニティであれば次の機会が巡ってこなくなるだけで済むかもしれないが、もしもSM風俗などで客がエゴマゾだった場合、店とのトラブルにも発展する可能性があることは無視できないだろう。
プレイそのものに危険がある分、SMプレイでは通常の性行為よりもさらに両者の信頼関係が重要となる。
サドもマゾも、相手の信頼を損ねない振る舞いを心がけよう。